はじめに
ここ1ヶ月強、自分でホームページ作成をしていました。
ほとんど座りっぱなしの生活で廃用し、5kgほど太りました。
ブログでなんとなくパソコンぽちぽちしてサイト運営していたから、1週間くらいあれば余裕で完成すると思っていましたが見込みが甘く、試行錯誤と挫折を繰り返し、もう少しでなんとか完成しそうです。
最近は理学療法士よりサイトのデザイナー状態です。
試行錯誤と挫折に打ちのめされては対応策を見つけてきたおかげで、いつか副業で自身のサイトを作りたい方や開業してホームページを作成したい方、もうサイトを持っているけれど見やすいものにしたいといった方のお力になれそうです。
さて、先月末、待ちに待ったIPNFAからPNF5コースの案内メールが届きました。
英語で参加したい旨のメールを送信し、現在は参加OKかどうかの返信を待っています。
このコースを終了するとIPNFAの認定セラピストになり、更に成績が良ければインストラクターコースへの推薦がもらえるため、毎日英語の勉強・練習、PNFの勉強・復習に精を出しています。
以前働いていた病院で、師匠から「尾澤は運動療法が全然できていないからPNF受けてこい」と言われて受け始めたPNF、当初は徒手療法にしか興味がなかった私ですが、受けてみて・受け続けて本当に良かったと思いました。
今回は日頃お世話になっている松田先生のGEN ACADEMYで開催されるセミナーに一緒に参加しませんか?というお誘い記事です。
セミナー概要:サタデーナイトPNF
GEN ACADEMYのHP内から抜粋して要約しています。
詳細を知りたい方はこちらを。
日時
2022年6月11日(土)18:00〜21:00
講習名
サタデーナイトPNF202206(対面およびオンライン開催)
講習内容
症例検討会
過去にベーシックコース以上のコース参加歴があるセラピストによる症例発表を行い、評価から治療プログラム立案までを皆で検討。
インストラクターから治療プログラムのアイデアを聞き、対面参加者はその場で実技練習を行う。
受講料
対面5,500円・オンライン3,300円(税込)
会場
GEN ACADEMY(水道橋)
定員
対面14名 オンライン30名
まだ申込み受付中でした。
受講資格
PNFに興味のある理学療法士・作業療法士
講師
松田現先生
この研修に参加しようと思った経緯
私が参加しようと思った理由は以下の三つ
- PNFの技術向上・確認のため
- PNF5に向けて復習をしたいから
- 意識の高い仲間に会いたいから
PNFの技術向上・確認のため
松田先生のPNFのセミナーはインフォメーションセミナー以外ほぼ全て受講しています。
参加したセミナーは臨床に活かしやすくて、参加者がどういうところでつまづくのかを見透かしているかのようで、理解力の弱い私でもわかるように説明してきます。
そのため、毎回楽しく学ぶことができ、臨床に戻った際にも知識に定着し活かせて、患者様からも満足していただけて、後輩指導時にも喜ばれてきました。
参加するたびにレベルアップできたと実感できるのですが、自分が使えていない知識や技術の確認ができるため、定期的に参加するようにしています。
PNF5に向けて復習をしたいから
私は理学療法士として「1人でも多くの患者様を圧倒的によくすること」を人生の理念としています。
そして、そのために「1人でも多く優秀な理学療法士を育成したい」と考えています。
そのために将来IPNFAのインストラクターになりたいと思い、PNFを学んできました。
次に受講するPNF5では良い成績をおさめてインストラクターコースへの推薦を受けられるよう、復習をしたいというのが目的の一つです。
特にPNF5では治療でものプレゼンテーションがあるようなので、その練習も含めて受講を決めました。
意識の高い仲間に会うため
基本的に私はあまり人と群れるのが好きではないです。
多くの方と話すのが緊張してしまうのと、気を使いすぎてうまく話せないからです。
飲み会みたいな何人も人が集まって話すような場所では「自分がしゃべって会話の邪魔したら悪いなぁ、自分が話さなくても大丈夫だろう」と思い、全く喋れなくなってしまいます。
GEN ACADEMYのセミナーに参加すると、基本的にはIPNFのコースを修了した方が参加していることが多いです。
そして、参加者の方は「わざわざ職場に10日間も休みを申請する」「10万円以上の身銭を切っている」「圧倒的に濃い前半5日間で挫折せず、1ヶ月後の後半5日間のコースを受講した」猛者たちなので、やる気に満ちた方が多く、一緒に勉強していてとても楽しいです。
中にはまだあまり上手く出来ない若手の方もいますが、ポジティブで向上心がありやる気に満ちているので、自分も頑張ろうという刺激になります。
あまり多くの人と接することが得意ではない自分でも、そういった仲間と研鑽するのは大好きなため、仲間と会うために受講しているという目的も結構大きかったりします。
PNFのアドバンスコースを受講予定の方にはお薦め!
アドバンスコースの受講を考えている方にはオススメです。
ベーシックコースを受講して感じたと思いますが、治療デモがかなり大変ではありませんでしたか?
私はものすごく大変でした。
特に活動制限(FAL)や原因因子(CI)を考えてそのためのテストを実施、テクニックやパターンを用いて介入し仮説検証をするなど、普段の自分がいかに細かく問題点について考えられていなかったかを思い知らされて、何をやっていいのかわからずパニック状態になりながら治療デモをしていました。
アドバンスコースでは、講義だけでなくグループになって症例検討を数多く行います。
症例検討では症例がたくさん用意されていて、【疾患】【活動制限】【心身機能・身体構造レベルの問題】が事前に提示され、それに対する【治療のアイデア】を5つほど考えるという内容でした。
もう5年前の記憶なので違っていたらごめんなさい。
また、実際の患者様に対する治療デモでは、講師が採点してまわり、そのまま評価表に点数づけされます。
私が受けた3,4(整形),4B(中枢)全てそうでした。
それらの「一番対策が大変」なケーススタディの練習ができてお手本を学ぶことができ、慣れることができるので私がアドバンスコースを受ける前に参加したいセミナーだと感じました。
PNFを受けたことがない人も受けても大丈夫そう?
結論は大丈夫だと思います。
日々の臨床で困っている方にはかなりおすすめできます。
おすすめできると言える理由は以下の3点です。
- PNFがそもそも特別なことを行わないから
- 介入効果が出せないPTに足りない考え方を学べるから
- 発表者が事前に決まっていて当日の無茶振りがないから
PNFがそもそも特別なことを行わないから
専門学校や大学の講義でパターンの印象が強く刷り込まれること、Hold Relax でストレッチにだけ使われるようなイメージがつきがちですが、PNFを学んでいくとそうではないことに気づきます。
PNFは「学校教育で運動療法を行う際に考えるべき当たり前のことを当たり前に行うこと」をとことん具体的にやってるだけというように感じました。
言語化すると長ったらしくなるものにPNF特有の名前(〜パターン、〜テクニックみたいな)をつけているだけだなと。
介入効果が出せないPTに足りない考え方を学べるから
PNFを学ぶ前の自分がまさにそうだったのですが、活動制限とその原因を結びつけるのがとにかく苦手でした。
学生や若手PTにありがちな「関節可動域」「筋力」だけにしか着目できていませんでした。
なぜ可動域制限や筋力低下が生じるのか、それを引き起こすアライメントや筋収縮容態、固有受容感覚の問題など、臨床で圧倒的に効果が出るけれど自分で考えつくことが難しい内容を学ぶことができます。
さまざまな医療機関で働いてきましたが、高い介入効果が出せるPTは「関節可動域」「筋力」だけで問題点を片付けず、幅広い考えで臨床を行っています。
発表者が事前に決まっていて当日の無茶振りがなく安心
講習内容には以下のように記載がありました。
サタデーナイトPNFは今回より新しく生まれ変わり、コンセプトを症例検討会とします。
過去にベーシックコース以上のコース参加歴があるセラピストによる症例発表(悩んでいるケース)をしていただき、評価から治療プログラム立案までを皆で検討します。
そしてインストラクターより治療プログラムのアイデアを出させていただき、対面参加者にはその場で実技練習を行います。
症例発表というと学生時代を思い出し尻込みしてしまうかと思いますが、PNFコースで行った活動制限→原因因子の仮説をどう掲げるかということが主軸ですので是非トライしていただきたいです。
症例発表をしてくださった方は無料で参加していただきます。
発表者は既に決まっておりますので、参加される方の中から発表していただくことはありません。
PNFアドバンスコースではケーススタディを数多く行いますが、その予行練習としても最適かと考えています。
「症例がいないから〜君困っている症例出してみて」みたいな無茶振りがないので安心です。
ちなみに、症例発表をした方は無料のようなので、めちゃくちゃお得だと思います。
悩んでいる症例を相談できて、具体的なアプローチを提示して実技まで指導してもらえてそれでいて無料…
結論:PNFやったことある人もそうでない人もおすすめできそう
こんな感じでいろんなことを学べそうなセミナーです。
ぜひ一緒に勉強しませんか?
明日実際に受講するので、受講したらまたどんな感じだったか感想書きます。
どうやって申し込む?
下記のサイトから申し込み可能です。
サタデーナイトPNF202206(対面およびオンライン開催)
おまけ
以前、IPNFAのコースに参加した際のことも記事にまとめているので、よろしければそちらも読んでいただけると嬉しいです。
【IPNFAベーシックコース1+2】に参加した感想・レビュー
松田先生がPNFのYoutubeチャンネルを開いているので、パターンの復習などにすごく助かります。