【極（KIWAME）PNF復習練習会①上肢パターン・マット動作】に参加しての感想。

某日、松田現先生のGEN ACADEMYで開催している「極（KIWAME）〜PNF復習練習会〜第1回」に初めて参加しました。

内容は午前：上肢パターンの復習　　午後はマット運動

これが非常に良かったため広めたいと思い、記事を書きました。

「PNFベーシックコース、アドバンスコースに参加したけど、パターンとか臨床で使わなくなっちゃったなぁ」

という方や

「松田先生のGEN ACADEMYでPNFの復習のセミナーやってるけど、たかが復習に1万円も払っていく意味あるかなぁ？」

って思っている方に向けて書いています。

空いていたらすぐにいくべきセミナーでした。

今まで存在は知っていましたが、参加していなかったことをひどく後悔しました。

大変申し訳ないですが、次回から1枠はほぼ確実に私で埋まります。

月並みな言い方で申し訳ないですが、びっくりするくらい患者さんがよくなります。

もし私が使いきれないくらいにお金を持っていたら、あなたに寄付をしてでも参加してもらいたいと思えるセミナーでした。

参加するべき理由は3つ。

1. パターンの復習・練習ができた
2. マット動作の復習ができた
3. 臨床に応用できる具合が半端じゃなかった（これがすごかった）

①パターンの復習ができる

パターンを患者さんに全可動域でやる機会、かなり少なくないですか？

現在私は回復期で片麻痺の患者さんメインで担当しているため、パターンが退化していく…

職場で練習しようにも仲間がいないとできないし、そもそもいまはコロナが厳しくて実技練習あまりできない

②マット動作の復習ができる。

ベーシックコースでマット運動やるけど、パターンやテクニックなどの情報が超濃厚で高カロリーすぎるので、頭から煙出そうになりませんでした？

私はベーシック、アドバンス3、4（整形）、4B（中枢）に参加しましたが、毎回知恵熱を出して軽く寝込んでいます。

そのため、マット動作の時は混乱状態に陥って何をしたか覚えてないなんてことになりませんでしたか？

これ、私だけだったらごめんなさい。

ある程度臨床で使い頭の中で情報が整理された状態で確認すると、びっくりするくらい頭に入ってきました。

臨床に大量に持って帰ることができた。

③臨床に応用できる具合が半端じゃない。（これがすごかった）

「コース中に紹介できるマット運動はごく一部」と仰っていた。

アライメントの注意点や修正方法、より腹筋に

麻痺側からの寝返り起き上がりを患者さんに実施。

座位における鎖骨と上腕骨頭のアライメントを評価し、仮説を立ててから介入を開始。

3横指分の亜脱臼、大胸筋の緊張亢進、鎖骨の上後方変位、上腕骨頭の前方変位がありました。

セミナー中に松田先生がおっしゃっていた内容とほとんど同じアライメント！

マット動作を用いて腹筋群の機能を促通し、麻痺側への感覚入力をはかり、不使用となっていた左肩関節に荷重をかけて固有受容感覚に刺激を入力していった。

ここ数日は安静時も動作時も痛くてしかたなかったうえに、麻痺側を下にした側臥位をとったことがなかったため、

「こえ〜、こえ〜」

とずっとおっしゃっていました。

しかし、訓練中は全く痛みが無く、初めての感覚に

「え？うそ？」

とおっしゃっていました。

代行した翌日、会った瞬間に開口一番

「あんなに痛かったのに、寝る時も動かしても全く痛くなくなりました！」

と満面の笑顔で報告してくれた。

「先生はゴッドハンドですね」

と嬉しい言葉付きで。

「私の先生がゴッドハンドなんですよ」

と訂正しておきました。笑

PNFを臨床で使っていて少し主義が曖昧だなと感じてきたら、絶対に参加することをお勧めします。

私は行きます。

日曜日の1日だけなので参加しやすいですし。

次回の極（KIWAME）PNF復習練習回は第2回10月25日（日）にあるみたいです。

興味がある方はコチラをチェックしてみてください。

すでに私は申し込みました。笑

内容は下肢のパターンと歩行に対するPNFのようです。

臨床応用しやすそうなので楽しみです。

歩行は特にダイナミックで、ベーシックコース中だとぐちゃぐちゃになりやすいから再確認すると、翌日からの臨床が本当に楽しくなると思います。

松田先生のセミナーは受けるたびに臨床が楽しくなるのでおすすめです。