10月23日、国際PNF協会アドバンスインストラクターの松田現先生が数年間かけて完成させた書籍【臨床に役立つPNF】が発売します。
私は今年の2月にIPNFA認定セラピストを取得しました。
認定を取得するために必要な5つのコースのうち、4つのコース(ベーシック1+2、アドバンス3、アドバンス4整形、アドバンス5)を松田先生のところで受講しました。
この書籍の内容は一番最初のコース、ベーシック1+2の10日間の内容が全て詰まっています。
ベーシックコースをはじめ多くのアドバンスコース、昨年までは松田先生が開催したほぼ全ての単発セミナーを受講し、更に昨年1年間松田先生のGEN ACADEMYを間借りしていた私ですが、
この書籍は間違いなくおすすめできます!まだ読んでいないけれど。
かなり昔の記事でも書いたように、PNFを学んでから私の臨床のレベルは格段に上がりました。
PNFを学んでからは下のように
- 運動療法に行き詰まった時に次の一手を出す引き出しの量が増えた
- 姿勢・動作の評価を3次元で考えられるようになった
- 患者様にリハビリを楽しんでもらえるようになった
- etc.
というように患者様に成功体験を積ませられるようになり、自分自身の成功体験が増えて臨床に対する不安が減り、理学療法士の仕事がとても楽しくなりました。
今では多くの患者様から「毎回リハビリに来るのが本当に楽しみで待ち遠しい」と言われるようになりました。
自分の夢である「真のゴッドハンドPT」に、ほんの少しだけ近づいているように思います。
そうなったきっかけは、間違いなく松田先生から学んだPNFのベーシックコースでした。
松田先生の教えるPNFはとてもシンプルで、特別なことはしていないように見えるけれど、木を見て森を見るように全体を見ながら細かくアライメントを評価をして、PNFの基本技術を極限まで極めて芸術的に組み合わせられ、、長年松田先生のセミナーを受けてきた私のイメージです。
資料もシンプルでわかりやすく洗練されています。
シンプルな中にも具体的なイメージがしやすくなるような写真が良い感じに添付されているので、院内の勉強などで資料を作る時はいつも参考にしていました。
今回の書籍も図表760以上、QR動画50以上という、莫大な量の図や動画が使われているようです。
さらに、今回の書籍を作成する段階で聞いていた話では、松田先生独特の工夫が散りばめられている感じでした。
特に面白そうだったのは、
【松田先生が思う、パターン別の臨床で使う頻度ランク分け】
です。
単発のセミナーの際にちらほらと聞いて、松田先生のぶっちゃけトークに「わかるわ〜」と思って毎回笑っていました。
PNFを極め、普段の臨床からPNFを主軸として治療している松田先生だからこそわかるパターン別の使用頻度ランク分けは、これだけでも購入する価値があると思います。
まだ実際に読んでいないので、出版にあたって実際に掲載されているかわかりませんが。
私は今まで、ほとんどのPNF関連の書籍を購入して勉強してきたので、書籍を読んで比較検討するのも楽しみです。
現在、私は本業以外に越谷市内の某整形外科クリニックで非常勤勤務をしています。
後進育成のために行っているのですが、PNFを使って臨床を行うと、普通に筋トレやストレッチなどをするよりもはるかに早く・質が良く患者様に効果をあげられるので、後輩が3人ほどPNFに興味を持ってくれて、来年度のコース参加を考えてくれています。
今回の書籍も、後輩が見つけてきて
「尾澤さん、この本ってどうですか?結構良さそうじゃないですか?これを読んで、わからないところは尾澤さんに聞いて予習して、コースに参加すれば効率良いですよね?」
と聞いてくるくらい意欲満々でした。
整形外科でバイトをし始めてから半年、ここへきて急激に後輩たちのレベルが上がってきているのを感じ、それだけでなくどんどん自発的で前向きに学ぶ姿勢になっていて、涙が出そうなくらい嬉しかったです(実際、ちょっと涙出た)。
出版された際はいち早く読んで、またレビュー記事を書きます。
よろしければ、一緒に購入して勉強会でもしませんか?
それでは失礼いたします。
ベタ褒めしましたが、利益相反は一切ございません。悪しからず。
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