本日、蒲田和芳先生による組織間リリースセミナー(骨盤・内臓)の3日目に参加してきました。
5年ぶりの対面での組織間リリースセミナーで、1日目・2日目に参加した時のことは以下の記事をご参照ください。
本日のセミナーで、今まではっきりとはわからなかった血管・内臓・腹膜を触診している感覚を掴むことができて感動しました。
やっぱり対面のISRセミナーは本当にすごいです。私はISRセミナーは初級、中級(股関節編)に次いで3回目なのですが、どの回も最終日終了時には感動するくらいに治療技術が向上しているのを感じます。今回のISR骨盤・内臓は今までのISRセミナーの中で一番感動するほどの技術向上を感じました。
ちなみに協力してくれたパートナーはセミナー後に下腹部が細くなって、ピッタリだったズボンがゆるゆるになっていました。
【ISR骨盤・内臓】3回目の内容
ISRセミナーは1ヶ月間隔でに全3回で行われるセミナーです。
今回はその最終回の3回目でした。
午前中は9:30〜12:00、午後は13:00〜16:00前くらいまででした。
1回目はほとんどが骨盤内の血管のリリース中心、2回目は膀胱と尿道周囲のリリースでした。
今回はざっくりと次のような順序でセミナーが進行していきました。
- 小腸と血管のリリース
- 小腸と下大静脈・腹大動静脈・大腰筋のリリース
- 小腸と膀胱底・総腸骨動静脈のリリース
- 子宮と後腹膜のリリース
- 卵管と外腸骨動静脈のリリース
- S状結腸と総腸骨動静脈・尿管・大腰筋のリリース
- 下腹神経と直腸・仙骨のリリース
1回目、2回目で柔らかい組織をリリースする練習を積んでいたためか、今回の内容はかなり理解できました。
今回得られたこと
今まで蒲田先生のfacebookの投稿で「仙骨前面の神経をリリースした」「腰方形筋の前面を腹側から触った」など、絶対にそんなことできないと感じていたことが、やってみれば自分でもできるという喜びを感じました。
ISRは元々の定員が40名で少人数の対面セミナーで、特に今回はコロナなどの影響もあり、かなり人数が少なかったため個人指導を多く・長くしてもらえました。
男性セラピストは1種類の実技で2回の個人指導をしてもらえたので、1回目で正しいやり方を誘導してもらい、2回目はちゃんとリリースできているかチェックしてもらえて、すごく効果的にセミナーを過ごせました。
男性でも参加できるの?他にも男性は参加してた?
私以外にも男性参加者がいました。
私と同じように非セラピストの女性パートナーを連れて参加していました。
男性でも参加しやすいので安心して参加して良いと思います。
前回・前前回の記事で【男性も積極的に参加した方が良い理由】とお伝えしました。
ISRの技術を高めたい男性は、協力者を連れて参加すると間違いなくリリースの技術が格段に向上します。
間違いないと断言できます。
ウィメンズヘルスに携わらない方や内蔵系に興味が無い方でも間違いなく技術が向上します。
興味を持った方はこちらから
対面セミナーなどはこちら
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オンラインで座学を学んだり、以前のISRセミナーを受けたい方はこちら
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受ける際のひと工夫
絶対に用意したほうが良いものが2つと、できれば持っていたほうが良いものが1つあります。
絶対に用意したほうが良いものは厚手のヨガマットとバスタオルです。
できれば用意したほうが良いものはヤスリ付きで良く切れる爪切りです。
セミナーは会議室を使用して行われます。
会議用の白い机の上にパートナーが寝て、そこで治療の練習を行います。
ISRのセミナーを受ける際にいつも感じていたのですが、硬い机の上に寝転がって治療練習をするので、PSISや踵、後頭部などが地味に痛いです。
可能であれば、少し厚手のヨガマットと枕用のバスタオルを1〜2枚持参していくと、それだけでかなり快適になります。
タオルを机に敷くだけでは少し足りないと感じます、、
厚手のものだと10mmや15mmのものがあり、私はグロングの10mmのヨガマットを持っていきました。
持って行く際に少しかさばりましたが使用感はばっちりで、ほとんど痛くならず1日中快適に寝ていられました。
電車で移動するのに持ち運びが大変な方は、折りたたみのヨガマットを利用すると良いです。
ISRは指先を使うので、爪が長いとパートナーに食い込んでしまって痛みを与えてしまいます。
そのため、短く切っておいた方が良いです。
また、パートナーの爪が長い場合は自分が痛くなってしまうので、爪切りを貸して切ってもらったほうが良いです。
オススメなのは小さくて切れ味が良いもの。
「匠の爪切り」は小さくて切れ味が良く、持ちやすくて爪が切りやすく、やすりもついているのでカバンに入れておくのにオススメです。
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